多忙な主婦の自分の時間
育児もして家事もして仕事もして、それでも自分の時間をゆったりじっくり楽しみたい!
ゴールデンスランバー

長編ですが、休憩なしで読み進めていけたはずなので、そうしたい本でした。(子供に邪魔されたりと読んでばかりはいられないので・・・)
首相暗殺事件の濡れ衣を着せられた男は、想像も出来ない大きな組織を相手に無実を訴えべく、逃げ行く術が時間的ずれを描きながらも分かりやすく描かれています。
「信頼と習慣」という言葉がよく使われていましたが、過去の自分と共に過ごした友人、彼女、仕事仲間に助けられていきます。今の自分を受け入れるしかないという感情の変化は、そんな人たちとの「信頼や習慣」が何年たっても変わらぬ確かな物だったからだと思いました。「信頼と習慣」が月日の経過を経ても見事に結びついていくことに感動と人間的なものを感じました。
一個人が生きていく中で作り上げてきた「信頼と習慣」のつながりは、国家的陰謀という大きな組織をも負かしてしまうのではないかというほどで、その価値の大きさや質も考え深いと思いました。
こんなことがあるのかなぁと信じ難い気がしつつも、大きな組織ぐるみでの疑惑というのは真実は明らかにされないものだとも思うので有り得るのかもと思います。そんなことを考えてしまう自分が寂しい気もしてしまいますが、現在の国会・マスコミを見ていて感じてしまうのは私だけではないように思います。
「正義は勝つ」、「真実は一つ」どんなことがあっても信じていきたいですね。
このゴールデンスランバー、実は図書館で借りるの二度目です。
一度目は予約していた本がまとめて回ってきたので読みきれずしぶしぶ返却しました。それでもまた借りたいと思える本、諦めずにもう一度予約を待って良かったです。
PR
この記事へのトラックバック
トラックバックURL
カレンダー
カテゴリー
リンク
ブログ内検索
カウンター
最新コメント
[01/30 sakusaku]
[01/27 シュウ]
[09/30 sakusaku]
[09/29 シュウ]
[07/08 sakusaku]
最新記事
(09/18)
(01/23)
(12/31)
(11/07)
(11/05)
この記事へのコメント